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技術士上下水道

平成30年 第1問 技術士上下水道

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平成30年 第1問 技術士上下水道


  • リスク管理の観点から施設整備等に当たって留意すべき点に関する次の記述のうち最も不適切なものはどれか。


    ① 震災時にも可能な限り給水を行うため, 水道システム全体としての耐震化が必要である。耐震化の優先順位として基幹施設や重要施設,社会的役割等を考慮し,耐震化計画を立案することが望ましい。

    ② テロ行為,不審者などへの対策として,施設のセキュリティ強化を進めていくことも重要である。 例えば, ろ過池等の覆蓋化や無人施設における監視体制の強化など, その必要性を勘案してセキュリティ確保のための設備や方法を選定する。

    ③ 水質事故等により, 浄水中の有害物質の濃度が一時的にでも水質基準値を超過する水質異常が生じた場合, 長期的な健康影響をもとに基準値が設定されている物質についても, ただちに給水を停止する必要がある。 そのため, 応急給水等代替手段を確保する施設の整備と運用の体制づくりを進めることが望ましい。

    ④ 水道施設におけるリスクは,震災やテロ行為以外にも,水質事故,渇水,水害,新型インフルエンザなど様々なリスクが考えられ, こうしたリスクに起因する非常事態に際しても, 極力給水を確保することが必要となる。 そのため, 水安全計画や事業継続計画などを策定し, リスクに対応するための体制づくりを進めることが望ましい。

    ⑤ 大規模地震などにより水道施設が甚大な被害を受けた場合に備えた飲料水の確保策として, 震災対策用貯水施設の整備, 事業体間の送配水管接続による相互融通機能の確保などがある。 同時に, こうした施設が非常時に確実に機能できる体制の整備が必要である。



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